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2018.01.18 / その他

出産が始まるサインって何?!


妊娠が判明してから約十月十日(約310日)経過すると、待ちにまった出産です。
特に初めての出産は、わからないことが多いため不安になる方が多いと思います。
そのため、「陣痛」や「出産のはじまり」など育児書やインターネットなどで調べたり、実際に出産を経験した経産婦さんたちから話しを聞き出産への知識を得ているかと思います。

出産のサインは人それぞれ違いますが、始まり方や進み方についての大きな流れは同じです。

私の経験談から、今感じている不安な気持ちが少し楽になり、「出産を楽しもう!!」という気持ちになっていただけると思います^^

出産が始まるサインって何?!

出産について知ろう

妊娠後期になると、なんだか気持ちが落ち着きませんよね。
いつ、出産になるかと毎日ドキドキ&ハラハラしてしまいますよね。
いきなり陣痛が来て、出産を迎えるわけではなく少しずつ体には変化が現れます。
ちょっとしたことでも、気にかけてくださいね!

ママの体にいろんな変化が現れる

出産が近づいてくると、ママの体にはいろんな変化が現れてきます。(逆子ではない出産の時)
例えば、頻尿になりやすかったり、便秘が快便になったり逆に便秘になったり、今まで圧迫感があった胃や胸が楽になったり、お腹が張ったり・・・
これらの体の変化は、赤ちゃんが「もうすぐ生まれ体勢」になったというサインです。

赤ちゃんの子宮内位置が下がるため、胃や胸の圧迫感がなくなります。また、赤ちゃんの位置が下がると赤ちゃんが膀胱を圧迫するため頻尿になります。
また、骨盤や足の付け根に痛みを感じるときもあります。それは、赤ちゃんが頭を直接骨盤に押し付けることや、神経を圧迫することで痛みを感じます。

【私の経験談】
私は、妊娠9ヶ月を過ぎたころから「骨盤や足の付け根の痛み」を感じました。
そのため、ちょっと歩いただけで股関節辺りが痛くなるため、股関節を広げてストレッチなどしていました。でも、痛くてどうしようもないときは、無理せずに横になって休んでくださいね^^

出産が始まるサイン

その1「おしるし」

「おしるし」とは、血液混じりの「おりもの」のことです。
子宮口が徐々に開き、卵膜と子宮内壁にズレが生じて「おりもの」に混じります。
おしるしの量や色は、個人差があります。また、おしるしを確認してから、数時間後や数日内に出産に到ることが多いようです。

【私の経験談】
2回目の出産でおしるしを初体験。
朝から陣痛なのか、「少しお腹が痛いな。」と感じつつ、上の子の保育園まで歩いて送り届け、帰宅後に「おしるし」を確認!

でも、「今日は健診日だから予約時間(昼頃)に行けばいいかっ!」と、呑気に思っていた私。(2回目だからですよね、きっと・・・)でも、念のため病院に連絡をして現在の状況を説明したところ、助産師さんから「経産婦さんだから、今すぐ来て下さい!!」と、告げられ慌てて病院に向かいました。
その後、当初の健診予約時間ころに無事出産。「病院に連絡をしておいて良かった・・・。」と出産直後に感じました。

『おしるしから出産までの時間には個人差』がありますが、おしるしを確認したときは、すぐに病院に連絡をしましょう!!
またおしるしは、出産のたびにあるわけではないので、ママは自分の体の変化に気づけるように出産に向けて『心の準備』を始めてくださいね!

その2「陣痛」

陣痛は、赤ちゃんを子宮の外に押し出すための子宮の収縮です。
子宮の収縮は、子宮全体の筋肉がギューと縮むのと少し緩むというのが交互に繰り返します。
最初は、不規則で痛みもそれほど感じません。「あれ~さっきも痛みがあったかな~?」という痛みが次第に規則的になり、痛みも増してきます。

陣痛の痛みが10分間隔になり、出産まで休むことがなくなったら正式な陣痛といいます。
そのため、病院で「陣痛の痛みが10分間隔になったら連絡をしてください。」と伝えられるのです。
本格的な出産時の陣痛の痛みが、どれほどのものなのか?と、経験をしたことがないため不安や心配を感じます。痛みの感覚には個人差があるため、的確な表現が難しいのですが、よく言われる表現が「ひどい生理痛のような痛み」ですね^^

【私の経験談】
初産のとき、陣痛の痛みがどんな痛みなのかを知らないため、「これは陣痛なの?違うの?わからない!!」という感じでした。
不規則な痛みのときは、お腹を下したような、生理痛に近い痛みで陣痛かどうかの判断ができない人も多いようです。

陣痛の痛みも強くなり、出産まで「とても痛かった!!」という記憶はあるのですが・・・どのくらい痛さですか?と聞かれると、うまく表現ができません・・・すみません。
痛みの感じ方も人それぞれ異なります。また、出産までの時間も半日から丸1日以上かかるなど個人差があります。
でも、陣痛の痛みを忘れることができるから、2人目、3人目・・・と出産ができるのではないかと私は考えています^^

その3「破水」

赤ちゃんを包む卵膜の一部が破れて、羊水が流れ出ることを「破水」といいます。
破水は陣痛が始まってから起こることが一般的なのですが、陣痛より前に破水することもあります。

破水は陣痛が始まってから起こることが多いのですが、陣痛より前に破水することもあります。
破水をすると、卵膜の破れたところから感染を起こす可能性が高くなるため、すぐに病院に連絡をしましょう!

【私の経験談】
破水から始まった経験がなく、また、分娩中もいつ破水をしたかすら全く記憶にないのです。
「破水をしたときは、感染症の危険があるためすぐに病院に連絡をする!!」という知識だけがあった私です。

一度だけ、破水したかも?!という事件がありました。
それは2人目妊娠中の出来事です。
妊娠8ヶ月のとき、雪が積もりとても寒い日でした。両手に荷物を持ち、階段を下りていた時のことでした。
足を滑らし、階段の上から一番下まで滑り台をすべる様に落ちました。
(お尻が痛かったです・・・今思い返すと、これだけで済んでよかったと思います。)
このとき、「赤ちゃんは大丈夫?!」や「破水をしたかもしれない!!」と不安になり、慌てて病院に連絡し診てもらいました。
結果は、破水はしておらず赤ちゃんも元気で安心しました^^

妊娠後期になると、お腹が大きくなり足元が見えずとても危険です。とくに、階段を下りるときは片手を空けておかないと、とっさの時に大変なことになりかねませんね。
赤ちゃんを守れるのは、ママしかいないのですから!(実際に階段から落ちた私ですが、本当にそう思います。)

助産師からのアドバイス

妊娠から出産(分娩)、授乳期と子育ての限定期間を「周産期」といいます。
この時期の母親と子どもの関係は、「母子相互作用」といい生涯で最も大切で「母と子の絆を形成する時期」であるとされています。
妊娠・分娩(出産)・産褥(授乳)と育児、全てがずーっと繋がっていて決して切り離せないもの。
でも、多くの人にとっては「出産がゴール!!」のように見てしまうのです。
しかし、本当は出産から新たな子育てがスタートし、その先にまっている楽しみ(育児)を存分に楽しむための心の準備が必要なのです。

出産という大仕事を終え、赤ちゃんとの出会いがご褒美であり、赤ちゃんはこれから先の人生を十分に愉しませてくれる、ユニークで個性豊かな存在です。
赤ちゃんも人格ある一人のヒトであること、この個性豊かな赤ちゃんの成長発達を身近で楽しませてもらうことこそが出産の最大報酬ではないでしょうか。

出産の最大報酬を感じて、妊娠から育児まで楽しんでほしい。
赤ちゃんを大切にし、ママとして大切なことを忘れないで成長してほしいという願いからエアリコベビーの抱っこ紐は誕生しました。

Back number:airricobaby(エアリコベビー)の抱っこ紐は、助産院で生まれました!

<監修:前田助産院 院長 前田弘子先生>


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