妊娠発覚!からだの中で何が起きているの?
妊娠に気づくきっかけの多くは、生理の遅延ではないでしょうか?
これ以外に、体の変化で気づく方もいるかと思います。
これから赤ちゃんが安全に成長するためにも、妊娠初期はとても大切な時期です。
今回は、妊娠初期の身体の変化についてエアリコの助産師・前田先生にお話を伺いました。
妊娠に気がつくタイミング
「あれ?生理が遅れてる・・・」と、思ったときすでに「妊娠3週目」に入っています。
このころは、「つわり」が始まるか、始まりかけている時期です。
そのため、生理の遅延やつわりの症状(食欲不振や吐き気など)で妊娠に気づくママが多いかと思います。
妊娠すると、ママのからだでさまざまな変化が起きています。
これらの変化は、赤ちゃんが発育していくために必要な準備です。
女性しか体験できない妊娠と出産。
自分のからだの中で起きている変化や状態を知ることで、今後のマタニティライフが楽しくなると思います!!
妊娠のしくみ
妊娠とは「排卵から受精に成功し受精卵が着床していること」です。
妊娠できていれば、生理が来ない状態が続きます。
それで、「妊娠したかも!」と気づくことが多いかもしれませんね。
妊娠すると、目に見えない「からだの内部」で多くの変化が起きています。
自分のからだの状態を知り、関心を持つことから始めましょう!
からだ内部の変化
受精卵が着床してから、つわりなどの症状がでるまでの間は、自分のからだの変化をほどんど感じない時期です。
しかし、からだの内部では、赤ちゃんを発育するための準備が始まっています。
受精卵は、ママのからだの内部で「2~3兆個(新生児)の細胞を持つ人間のからだ」を創り始めています。
そのため、内部では想像を絶する変化が起きているのです。
想像できないからだの変化、今後ママたちが気づかずに過ごすということはありません。
つわりの始まり
ママのからだでは、想像を絶する変化が起きています。
そのため、ママのからだが「負担を感じない」ということはありません。
少しでもからだ内部で起きている変化の負担を減らすために、眠気などの「つわり」の症状が始まります。
※つわりの眠気は、ママのエネルギー温存のため
健全なマタニティライフのために
ママのからだに大きな負荷がかかる「妊娠」により、将来発症するかもしれない病気があります。
想像している以上に、妊娠はママのからだに負荷がかかるため今後の人生で生活習慣病などの症状が現れることがあります。
例えば、妊娠性の糖尿病・高血圧や腎臓病を示す尿たんぱく質が漏れ出す病気などが挙げられます。
妊娠は、思っている以上にママのからだに負荷がかかることを忘れないでください。
健康な「からだ」作り
ママのからだが健康であるためには、まず日常生活を見直してください。
「偏食による栄養管理を無視した食生活をしていないか?」また「妊娠前に無理なダイエットをしていないか」など、自分の日常生活に問題がなかったかを振り返ってみましょう。
赤ちゃんを守り、育てていくママのからだは常に「健康」であってほしいです。
自分のからだと大切な赤ちゃんのために、食生活や日常生活に気を使ってくださいね。
まとめ
妊娠すると、想像以上の変化がママのからだの中で起きています。
始めは何が起きているのかわからないママも、妊娠が進行していくことで自分のからだに起きている変化に気づきます。
気づくきっかけとして、「つわりの症状」が挙げられます。
つわりは、ママのからだで起きている想像を絶する変化のサインです。
なによりママ自身が自分のからだに関心を持ちを大切にしてください。
今後のマタニティライフをよりよく愉しく過ごすためにも、食生活や日常の生活を振り返ってくださいね!