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2021.08.17 / その他

もしかして、母乳トラブル?!おっぱいが痛いと感じたときの対処法

早期発見!早期治療!!おっぱいの痛みは放置しないで!

こんにちは^^
エアリコサポートの後藤です。

授乳中に、『おっぱいが痛い!!』と感じたことはありませんか?
実は、私も経験したことがあります。(昔の話ですが、、、)
本当にツラくて、痛かった記憶があります。

誰もが経験する可能性がある『母乳トラブル』について、母乳に詳しい助産師の前田先生に聞いてみました!

どんな痛みが良くないの?

授乳中のママは『普段、日常生活に支障の出る痛みを感じることはない!』というのが原則です。
そのため、『何もしていないのに痛む』、『授乳時に痛む』そして『触れると痛む』などの感覚があるときはすでにトラブルが起きているか、その前兆です。

また、痛みと合わせて下記のような症状も出ることがあります。

発熱

急に39℃くらいの高熱が出ることもあります。
発熱の前に、悪寒を感じ震えてしまう方もいますね。

しこり

岩のような硬さの『しこり』ができることもあります。
硬くなってしまうと、痛みも増します。こうなる前に、早めに受診してほしいです。

倦怠感

身体がつっぱたり、重くなったりと全身症状を伴うこともあります。
そして、倦怠感などのけだるさも感じるため他の病気を疑うこともあるんです。

痛くなる原因は?

痛みの原因は、とてもシンプルです。
母乳トラブルとして、乳腺炎という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この乳腺炎は、ママの身体で造られた『母乳の通過障害』のこと。
あとは、おっぱいの傷が原因です。

乳腺炎になってしまうと、授乳中のため安静にすることができません。
また、おっぱいという特殊な構造で複雑な要因を絡めるトラブルのため完治することが難しいのです。

発見方法は?

自覚できることや、赤ちゃんの様子でわかることもあるんですよ^^

■自覚症状■
違和感・痛み・コリ・硬さ(固まり)・腫れ・発熱

■赤ちゃんからのサイン■
泣いて嫌がる・飲まない・引っ張る・咬む・近づけるだけでなく・胸をたたく

これからの症状があるときは、トラブルの前兆の可能性が高いです。
母乳トラブルを完治するのはとても難しいため、『早期対処・早期治療がとても大切』なんです。

対処法

乳腺炎などの乳房のトラブルは、『スムーズに母乳が通過できるようにすること』です。
ほとんどの痛みは、おっぱいが通過できることによって解消される痛みです。

■対処法その1■
赤ちゃんにしっかりとおっぱおを吸ってもらい、『つまり』を吸い出してもらいましょう!

■対処法その2■
助産師の手技によって、『つまり』を取り除く!
つまっている乳栓(母乳が乳脂肪の成分が多く固まって、塊になってしまった状態)を専門職助産師の手技によって取り除きます。
(塊は、直径1ミリにも満たない大きさなのです。)

■対処法その3■
最終手段の外科的な手技が必要となります。
この外科的手段は、普通の手術よりも手間も時間もかかります。
そのため、母児双方にストレスがかかってしまいます。

手術での対応で治癒するまでには、1から2ヶ月間を要します。
ママが授乳中であるということは、赤ちゃんの命にかかってきます。

手遅れになる前に、違和感を感じたら自己判断せずに助産師に相談してほしいです。

まとめ

授乳中のママは、普段の日常生活の中で痛みを感じることはありません。
そのため、痛みなどを感じたときは、何かしらのトラブルが起きている、もしくは前兆があると認識してください。

痛みや違和感を感じたときは、すぐに助産師に相談してくださいね。
母乳トラブルは、早期対処と早期治療がとても大切です。
赤ちゃんの成長に欠かせない、授乳のためママは日ごろから食生活などにも気を付けて過ごしてくださいね^^


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