airricobaby(エアリコベビー)の抱っこ紐は、助産院で生まれました!
2017年6月までは、抱っこ紐「ダクーノ」という商品で親しまれたこの抱っこ紐は、助産院の育児サークルの中で企画され、10年で100人以上のママの意見を取り入れながら改良されてきました。
2005年ごろから口コミで広まり、助産院以外のお客様からお求めいただくようになったことから、2007年5月より株式会社ラクーナとして製造・販売を行うようになりました。
もくじ
助産院生まれの抱っこ紐
もっといい抱っこ紐は無いの?
助産院内のサークルで、あるママの発した一言からでした。
「いろいろな抱っこ紐はあるけど、どれも抱っこが楽にならないのよ。ここにいるみんなでつくりませんか?」
助産院に訪れるママの経歴はさまざまです。
その偶然集まった中に、服飾メーカーのパタンナーさんが居たことで、助産院発の抱っこ紐の開発が始まりました。
みんなの意見をまとめてみると、、、
1.とにかく簡単に装着したい。
2.とにかく楽に抱っこしたい。
3.軽くてコンパクトがいい。
4.洗濯機で丸洗いできるようにしたい。
5.留め具がない方がいい。
6.日本製がいい。
「こんな抱っこ紐があったら絶対買うよね!!」
現役のママたちが、こんな抱っこ紐があったらいいのにな~と思う意見を存分に出し合い、抱っこ紐の企画書が作られました。
助産院発の抱っこ紐は、ママの抱っこ
「赤ちゃんにとって一番いいのは、ママの抱っこなのよ。」
「抱っこ紐はいいけど、育児の手抜きをする道具にはしたくない。」
助産師さんの赤ちゃんを大切にしてほしいという想い、ママとして大切なことを忘れないで成長してほしいと願う想いから、
「ママの抱っこを再現した抱っこ紐」
というコンセプトができました。
赤ちゃんにとって、心地が良い抱っこはママの抱っこなのだから、ママの抱っこに近い使い心地の抱っこ紐を目指しました。
株式会社ラクーナ設立
口コミで広がり始めるまでは、現役時代に縫製業をされていたママにミシンを踏んでもらって、助産院に訪れるママたちに販売していました。
しかし、次第に口コミで話題になり、生産が追い付かなくなったところで、助産院の販売コーナー(らくーな本舗)から独立する形で、株式会社ラクーナが設立されました。
ネットショップ名は、そのまま「らくーな本舗」としてオープンしました。
※2017年7月 らくーな本舗からエアリコベビー(airricobaby)に名称変更
エアリコ抱っこ紐が作られるまで
エアリコ抱っこ紐は、生地の選別から検品まで7つの工程をふみます。
1つ1つを詳しくご説明しますね!
加工工程
7つの工程を経てエアリコ抱っこ紐は作られます。
日本国内の多くの工場さんと連携し、またお客様の声を聴き新しい商品を開発しています。
1つ1つ丁寧に作られた、安心安全の日本製!
赤ちゃんに使用するアイテムだからこそ、検品も2回実施しています。
安心して使ってほしいから、メーカーである自分たちの目で確認した商品をお届けしています。
1.生地の選別
赤ちゃんのお肌に触れてもやさしく包み込むように、柔らかい綿100%の生地からデザインを起こします。
2.キルト加工
反物の生地を信頼のおけるキルト加工屋さんでairricobaby独自のキルト加工を施し、生地にクッション性を持たせます。
3.裁断
キルト加工が終わった生地は、「ほとんどの方に合うサイズ」へと、サイズ1からサイズ8(サイズ6からサイズ8は商品が限られています。)まで正確に裁断していきます。
過去には、身長180cm体重145kgの大柄のパパのためにサイズ11をオーダーメイドしたことも!
4.縫製
エアリコの抱っこ紐は、自分でも作れますか?とお問い合わせで聞かれることがあります。
しかし、キルト生地を正確に赤ちゃんとママの体にフィットするように縫製していく作業は簡単ではありません。
airricobabyの抱っこ紐は、ベビー服を40年以上縫製していた大ベテランの職人のみなさんによって、一つずつ縫い合わされていきます。
5.検針
縫製が済んだ抱っこ紐は、全て検針器にかけられ、金属片(特に針)の混入の有無を調べます。
一般的なベビー用品の基準より20%高い精度で検針しています。(ミシン油には、ミシンが駆動するときに金属粒子が混ざるのですが、これを検知するレベルです。)
6.検品(1回目)
検針が終わると、一つ一つの抱っこ紐に縫製の不良がないかを確認します。
新商品は、この段階で 一般財団法人ボーケン品質評価機構に持ち込まれ、耐久性のテストを行います。
抱っこ紐のスタンダードタイプで、片側の紐で100kgくらいの重さに耐える驚きの強度を誇ります。
7.検品(2回目)
商品をパッケージする前にもう一度、ひとうひとつ全ての抱っこ紐の検品を行い、袋詰めされます。
さらなる快適さへ
より快適な抱っこができるように生地を3層構造から4層構造へ改良し、赤ちゃんの重さを今まで以上に背中に分散することができるようになりました。
赤ちゃんポケットも深くなり、赤ちゃんの抱かれ心地もアップしてますます赤ちゃんはご機嫌に!
助産師と子育てを経験したママたちの想いがたくさん詰まった、シンプルだけどすごい抱っこ紐、赤ちゃんとママの大切な時間を少しでも増やすことができるように、エアリコベビーはこれからも進化し続けます。