【授乳を自分から離すと泣く】原因と対処法
もくじ
授乳を自分から離すと泣く原因
授乳中に赤ちゃんが突然自分から口を離して泣き出すと、どうしてよいのか戸惑いますよね。
母乳やミルクを飲んでいる最中であれば、「まだ飲みたかったのかな?」「何か不快なのかな?」と不安になる方も多いと思います。
特に初めての育児では、赤ちゃんのちょっとした変化にも敏感になりがちです。
ここでは、授乳を自分から離したあとに泣いてしまう原因について、考えられることをひとつずつご紹介していきます。
赤ちゃんのサインを理解する手がかりになれば嬉しいです。
授乳を自分から離すと泣く原因1・哺乳ストライキを起こしている可能性がある
赤ちゃんが突然授乳を嫌がるような行動をする場合、哺乳ストライキを起こしている可能性があります。
哺乳ストライキとは、赤ちゃんが何らかの理由で母乳やミルクを飲もうとしなくなることを指します。
この状態になると、普段は喜んで飲んでいた赤ちゃんが、急に口を離して泣いたり、そっぽを向いたりするようになります。
原因は、環境の変化やママの匂いが変わったこと、体調不良などさまざまです。
無理に飲ませようとせず、赤ちゃんの様子をよく観察しながら、安心できる環境を整えることが大切です。
授乳を自分から離すと泣く原因2・お腹に空気がたまってゲップができていない可能性がある
授乳中に一緒に空気を飲み込んでしまうと、赤ちゃんのお腹にガスがたまり、不快感から泣いてしまうことがあります。
特にまだげっぷを自分でうまく出せない時期の赤ちゃんにはよくあることです。
途中で苦しそうな顔をして自分から口を離したあとに泣く場合は、げっぷが原因かもしれません。
授乳の合間に一度縦抱きにして、優しく背中をトントンしてあげると、空気が抜けて落ち着くことがあります。
少しの工夫で赤ちゃんの機嫌がよくなることがあるので、試してみてください。
授乳を自分から離すと泣く原因3・体のどこかがかゆい、痛い、助けてほしいなどの訴えの可能性がある
赤ちゃんはまだ言葉で気持ちを伝えられないため、泣くことで不快や困っていることを伝えようとします。
授乳中に突然口を離して泣き出すときは、体のどこかがかゆかったり、痛かったりすることも考えられます。
洋服のタグが肌に当たっていたり、おむつがきつかったりなど、ちょっとした違和感が原因になることもあります。
赤ちゃんの全身をやさしくチェックしてみて、気になる部分があれば取り除いてあげると、また落ち着いてくれることが多いです。
授乳を自分から離すと泣く原因4・熱が出ている可能性がある
授乳の様子がいつもと違っていて、しかも泣き方が強かったり、ずっと不機嫌な様子が続く場合は、体調の変化にも注意が必要です。
赤ちゃんは発熱しているとき、普段のようにうまく飲めなかったり、気持ちが落ち着かなかったりします。
おっぱいを飲もうとするものの、途中で苦しそうに泣き出すといった様子が見られるときは、体温を測ってみてください。
熱がある場合は無理に授乳を続けず、医療機関に相談することも考えてみてください。
授乳を自分から離すと泣く原因5・おっぱいが勢いよく出ていてむせている可能性がある
母乳の出がとてもよいとき、勢いが強すぎて赤ちゃんがむせてしまうことがあります。
この場合、赤ちゃんはびっくりしておっぱいを自分から離してしまい、その後泣き出すことがあります。
特に吸い始めたばかりのタイミングでは母乳の勢いが強くなりやすいため、注意が必要です。
飲み始める前に少し手で搾って勢いを抑えるなどの工夫をすることで、赤ちゃんが安心して飲めるようになります。
授乳を自分から離すと泣く対処法
授乳を自分から離したあとに赤ちゃんが泣いてしまうと、どう対応してよいか迷いますよね。
原因がわからないまま無理に飲ませようとすると、赤ちゃんもますます不機嫌になってしまうことがあります。
ここでは、状況ごとにどのような対処ができるかを紹介していきます。
授乳を自分から離すと泣く対処法1・気難し屋タイプの場合は、飲んでいる途中で離したり、泣いたりわめいたりすることがある/ママの指を赤ちゃんの口に差し込んでくわえさせてから乳首を離すと良い
赤ちゃんの中には、気難しい性格の子もいて、ちょっとしたことで授乳を拒否したり、泣いたりすることがあります。
突然乳首を引き抜くと赤ちゃんがびっくりして泣くこともあるので、やさしくママの指を口に差し込んでから乳首を離す方法が有効です。
こうすることで、赤ちゃんの安心感が保たれやすくなり、次の授乳もスムーズになることがあります。
授乳を自分から離すと泣く対処法2・おっぱいが張っている場合は、搾ってマッサージして柔らかくしてから飲ませると良い
おっぱいが張っていると赤ちゃんがくわえづらく、勢いよく出てしまってむせることもあります。
飲み始めの前に軽く搾って柔らかくしておくと、赤ちゃんが飲みやすくなります。
また、マッサージで母乳の流れを整えておくことで、飲みやすさもアップします。
赤ちゃんが心地よく飲めるようにすることがポイントです。
授乳を自分から離すと泣く対処法3・泣いても根気強く吸わせているとそのうち落ち着いてくる
授乳中に泣いてしまう赤ちゃんに対しては、すぐにあきらめず、少し時間をおいて再度吸わせてみることも大切です。
泣いている原因が一時的なものであれば、落ち着いたときにまた吸ってくれることがよくあります。
焦らずに、赤ちゃんのタイミングを待ってみることが大切です。
授乳を自分から離すと泣く対処法4・授乳ストライキはほとんどの場合、2~4日以内に終了し、赤ちゃんは母乳育児に戻る
哺乳ストライキが起きた場合でも、ほとんどの赤ちゃんは数日以内にまた母乳を飲むようになります。
焦らずにいつも通りのリズムを続けながら、赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。
ママがリラックスしていると、赤ちゃんにもその安心感が伝わりやすくなります。
授乳を自分から離すと泣くのまとめ
授乳中に赤ちゃんが自分からおっぱいを離して泣いてしまうと、ママとしては心配になりますよね。
原因は哺乳ストライキやげっぷが出ていないこと、体調の変化やおっぱいの勢いなど、さまざまな可能性があります。
赤ちゃんは言葉で伝えることができない分、泣くことで不快や不安を表現しています。
大切なのは、赤ちゃんの様子を観察しながら落ち着いて対応することです。
今回ご紹介した原因や対処法が、育児中のヒントになれば嬉しいです。
授乳を自分から離すと泣くのよくある質問
授乳をめぐる悩みはとても個人差があり、正解がひとつとは限りません。
その中でもよく寄せられる質問について、以下にご紹介します。
授乳に関するトラブルや困りごとを感じたときの参考にしてみてください。
授乳の姿勢
授乳の姿勢が合っていないと、赤ちゃんがうまく飲めなかったり、途中で不快になって泣いてしまうことがあります。
ママの体にも負担がかかるため、クッションを使ったり、背中をしっかり支えたりして快適な姿勢を見つけることが大切です。
赤ちゃんとママの両方がリラックスできる姿勢を探してみてください。
関連ページ:【授乳の姿勢】おすすめや正しい母乳のやり方
授乳姿勢で大きくなったら
赤ちゃんが成長すると、体も重くなってくるため、これまでの抱き方では合わなくなることもあります。
特に授乳中に体をよじったり、落ち着かない様子を見せたりする場合は、姿勢の見直しが必要かもしれません。
月齢に合わせた授乳スタイルを知ることで、赤ちゃんもママも快適な時間を過ごすことができます。
関連ページ:【授乳姿勢で大きくなったら】時期や抱き方のポイントと注意点
授乳の肩こりとグッズ
授乳中に肩や背中がこるのは、多くのママが感じる悩みのひとつです。
長時間同じ姿勢で抱っこしていると、筋肉が緊張してしまいます。
授乳クッションや授乳用のチェアなど、負担を軽減するグッズを取り入れることで、体が少し楽になります。
無理せず、快適に授乳ができる環境を整えていきましょう。
関連ページ:【授乳の肩こりグッズ】理由やおすすめの解消
母乳育児がつらい
母乳育児は自然なことのようで、実際は悩みやストレスを抱えることも少なくありません。
赤ちゃんがうまく飲めなかったり、ママの体調がすぐれなかったりと、思うように進まないこともあります。
一人で抱え込まず、助産師さんや育児相談窓口に頼ることで気持ちが軽くなることもあります。
自分を責めず、少しずつ進めていくことが大切です。
関連ページ:【母乳育児がつらい】大変と感じる女性が多い!?原因と対処法
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