【授乳クッションはいらない?】必要や不要とおすすめや授乳の仕方
もくじ
授乳クッションはいらない?必要
授乳クッションは母乳育児を行う上で欠かせないアイテムとして、今や多くのママが使用していますが、出産前のママの中には「本当に必要?」と感じる方もいるかもしれません。
そこで授乳クッションのメリット、デメリットについて詳しくお話していきます。
是非参考にしてください。
授乳クッションはいらない?必要1・授乳クッションを活用することは多くのメリットがある
授乳クッションを使う1番のメリットはママも赤ちゃんも安定した授乳姿勢を保ちやすく、身体の負担軽減に繋がることです。
スムーズな授乳には「正しい授乳姿勢」が大切です。
【正しい授乳姿勢とは】■背筋をスッと伸ばすこと■赤ちゃんを胸の高さにキープすることです。
授乳クッションなしで正しい授乳姿勢を維持しようとすると、腕の力で赤ちゃんを胸の高さに持ち上げ続けなければなりません。
1回の授乳にかかる時間はおよそ10~20分になります。
これを1日に何度も行うため、腕だけでなく身体にかかる負担は相当なものです。
授乳クッションを使い赤ちゃんを胸の高さにキープすることで正しい授乳姿勢もラクに維持でき、スムーズな授乳に役立ちます。
授乳クッションはいらない?必要2・授乳クッションを使用する場合は、赤ちゃんをしっかり抱いてから、隙間にクッションを挟み込む
授乳クッションの効果を発揮するためには、正しい使い方もチェックしましょう。
背筋をスッと伸ばして赤ちゃんを胸の高さに持ち上げたときに足と赤ちゃんの間にできる隙間を埋めるように授乳クッションを使うのが正しい使い方です。
またママのお腹にクッションが密着していると赤ちゃんが隙間に落ちてしまうこともないので安心です。
ソファや背もたれにもたれた状態での使用は授乳クッションの高さが合わなくなってしまったり、クッションとお腹に隙間ができやすくなってしまうため、背もたれの使用はオススメしません。
正しい使い方が快適な授乳には大切なポイントです。
授乳クッションはいらない?必要3・授乳クッションを使用する際は、乳幼児を授乳枕の上で寝かせるのは危険なので注意
授乳クッションの上で赤ちゃんを寝かせるのは窒息などの危険性があるためオススメしません。
授乳後に寝かしつけたあとはベッドやお布団などへ移動してあげましょう。
授乳クッションはいらない?不要
卒乳まで授乳クッションを使わなかったママや、クッションなどを代用していたママもいるようです。
これから出産に向けて買い揃えるママにとっては色々な意見があり悩んでしまいますよね。
授乳クッションの選び方も含めてご説明していきますので、ご自身にとって必要か必要でないか、検討材料にして頂ければと思います。
また産後直ぐから授乳は始まりますので、授乳クッションは出産前に準備することが多いですが、出産後必要になってから購入でも良いかと思います。
授乳クッションはいらない?不要1・適切な高さがないと使いにくい
授乳クッションはどんなものでも同じという訳ではありません。
形状や素材などによって使い心地が大きく変わります。
授乳クッションは授乳をサポートするための道具なので、サポートできないようなクッションでは意味がありません。
ではどんなものが良いのか…それは適切な高さと硬さ、耐久性があるものです。
「高さ」は赤ちゃんを胸の高さにキープするための高さです。
「硬さ」は赤ちゃんの重みで沈み込まない硬さ、そして耐久性は卒乳までへたらず潰れない耐久性です。
この3つが揃っていると卒乳までしっかりと授乳をサポートすることができます。
逆に低すぎたり、赤ちゃんの重さで沈み込んでしまうようなものは、授乳姿勢の崩れる原因になり身体への負担に繋がります。
授乳クッションを購入の際は是非この3つのポイントをチェックしてください。
授乳クッションはいらない?不要2・母乳がでなかったので、使う機会がなかった
ミルクで育児をする場合など、必ずしも授乳クッションが必要でない場合もあります。
授乳クッションは母乳をあげるときにママの胸の高さで赤ちゃんをキープする役割がありますが、ミルクの場合は高く持ち上げる必要はないためです。
みんなが使っているからといって無理に使用する必要はありません。
ご自身の育児スタイルや赤ちゃんの状況に合わせて必要なものを使えば良いのです。
授乳クッションはいらない?不要3・長時間抱くことがなかった
授乳クッションは必要なかったと感じるママの中には、授乳時間が短く腕で支えることで十分だと感じた方もいるようです。
授乳時間や回数に個人差があるのはもちろん、ママの体力にも個人差があります。
授乳クッションを使う場合は授乳クッションをセットするひと手間がありますので、それだったら腕で赤ちゃんを抱き上げてしまった方が良いと感じる方もいるかと思います。
それぞれにあった方法で授乳時間を過ごして頂ければと思います。
参考までに一般的な授乳回数は生後1~2か月頃が1日に約10回、生後3~4ヶ月頃は1日約9回、生後5~6カ月頃は1日約7回と生後半年間でおよそ1,500回以上になります。
1回の授乳時間は10~20分、そして授乳期間は6カ月~1年半です。
授乳はかなりの頻度で行うため、少しでも負担を軽減した方は授乳クッションの使用がおすすめです。
授乳クッションはいらない?おすすめ
授乳クッションが必要か必要でないかは個人差があるため、購入を悩んでいる方は出産後でも問題ありません。
ただ出産後は赤ちゃんのお世話やご自身の身体のケアもありますので、出産前にどんな授乳クッションがよいか調査しておくことをオススメします。
ここでは授乳クッションを選ぶ際のポイントをお話します。
授乳クッションはいらない?おすすめ1・寝かしつけに使いやすいものを選ぶ
授乳クッションに赤ちゃんを寝かせた状態で、優しく揺らしながら寝かしつけに使うことも可能です。
赤ちゃんを抱き上げる必要がないので、ラクに寝かしつけができます。
授乳クッションで寝かしつけた場合は、そのまま授乳クッションで泣かし続けるのではなく、赤ちゃんが眠ったあとは必ず布団やベッドに移動してあげてください。
授乳クッションはいらない?おすすめ2・厚みや素材の硬さが適切なものを選ぶ
どんな授乳クッションを選べばいいのか分からない…というママにはこの3つのポイントを意識して選んでください。
1つ目は「厚み」です。
授乳は赤ちゃんを胸に近づける必要があるため、赤ちゃんを胸の高さにキープできるだけの厚みがある授乳クッションが必要です。
2つ目は「硬さ」です。
柔らかすぎる授乳クッションは赤ちゃんの重みで沈み込んでしまい、赤ちゃんを胸の高さにキープすることができません。
そのため、赤ちゃんを乗せても沈み込まない硬さが必要です。
3つ目は卒乳まで使える「耐久性」のある素材や仕様であることです。
一般的な授乳期間は6カ月~1年半と言われており、半年間での授乳回数は1,500回を超えると言われています。
使用頻度が高いものなので、素材や仕様によっては卒乳までにヘタってしまって使えなくなってしまうものもあります。
卒乳までしっかり使える耐久性のあるものを選ぶようにしましょう。
授乳クッションはいらない?おすすめ3・お手入れが簡単で汎用性の高いものを選ぶ
次にお手入れ方法についてです。
商品ごとにお手入れ方法も異なります。
ご自身にあったお手入れ方法ができるものを選ぶようにしましょう。
例えば清潔感にこだわるなら、クッションごと丸洗いできるもの、手軽にお手入れしたい場合はクッションカバー単体でお洗濯できるものなどです。
それぞれにメリット・デメリットはあります。
クッションごと丸洗いできるものは1番清潔に感じますが、ポイントは中までしっかりと乾かすことです。
しっかり乾いていない場合、カビなどの発生原因になってしまいます。
また中までしっかり乾燥させるためには乾燥にも時間がかかるため、その間は授乳クッションを使うことが出来なくなってしまいます。
クッションカバー単体でお洗濯ができるものはカビの心配も少なく、洗い替え用のカバーを用意すればいつでも使うことができます。
どんなお手入れ方法が自分にあっているか、出産後の生活をイメージして選んで頂くことをおすすめします。
授乳クッションはいらない?授乳の仕方
授乳クッションは正しく使えていないと、その効果は発揮できません。
授乳クッションを使った授乳の仕方についてご説明します。
授乳クッションはいらない?授乳の仕方1・アヒル口で授乳する
背筋を伸ばし、授乳クッションを使って赤ちゃんを胸の高さにキープします。
赤ちゃんが母乳を飲むためには乳首だけでなく乳輪までしっかりとくわえ込む必要があります。
そのためしっかりとママの身体に近づけましょう。
授乳クッションはいらない?授乳の仕方2・ママと赤ちゃんのおなかを向い合せに密着させる
赤ちゃんは顔だけでなく身体ごとママを向くようにしましょう。
赤ちゃんの身体全体を軽く手で支えるようにすると赤ちゃんの姿勢も安定して安心できます。
授乳クッションはいらないのまとめ
授乳クッションは快適な授乳をサポートしママの身体への負担を軽減できるメリットがあります。
一方で育児スタイルによっては必ず必要なアイテムとは限りません。
正しい授乳姿勢で授乳することができれば、授乳クッションはあってもなくてもどちらでも大丈夫です。
母乳育児を行う上で必要性を感じた場合に購入を検討しても良いかと思います。
ただ、しっかりと授乳を支えてくれるものを選ぶようにしましょう。
授乳クッションはいらないのよくある質問
授乳クッションは母乳育児を行うママにとってとても便利なアイテムですが、必ずしも必要という訳ではありません。
もし必要性を感じた場合はどんな授乳クッションがよいのかよくチェックすることをおすすめします。
授乳クッションの高さが足りない
授乳クッションの高さが足りないと感じる場合、授乳姿勢に影響を及ぼす可能性があります。
授乳中は背筋を伸ばして赤ちゃんを胸の高さでキープすることが重要です。
高さが足りないと胸を赤ちゃんに近づけようと猫背になってしまいます。
それでは乳腺を圧迫しかねません。
快適な授乳を行うためにはしっかりと高さのある授乳クッションが必要です。
関連ページ:【授乳クッションの高さが足りない】人気やへたらないと負担が少ない
授乳クッションは硬めがおすすめ
授乳クッションを選ぶ際に、硬めのクッションがおすすめです。
授乳時には、赤ちゃんをしっかり支える必要がありますので、柔らかすぎるクッションではサポートが十分ではありません。
硬めのクッションは、安定感があり、適切な姿勢を保つのに役立ちます。
さらに、硬めのクッションは長時間座っていても疲れにくいという利点もあります。
授乳クッションを選ぶ際には、是非硬さにも注目してみてください。
関連ページ:【授乳クッションが硬めのおすすめ】人気や選び方と面がフラット
赤ちゃんのcカーブはいつまで
赤ちゃんのCカーブは、生後おおよそ6か月から1歳を過ぎる頃まで続きます。
この時期は、赤ちゃんの背骨や骨盤が成長し、C字型の背中が形成されています。
この段階では、授乳クッションを使用することで、母親と赤ちゃんの両方がより快適な授乳体勢をとることができます。
授乳クッションの使用は、赤ちゃんのCカーブを考慮した適切なポジショニングを助け、授乳時の負担を軽減します。
赤ちゃんの健康や快適な育児環境を考える上で、授乳クッションの活用は有益です。
授乳クッションは、母子の健康と安全を支援する一助として、積極的に活用されるべきであるといえます。
関連ページ:【赤ちゃんのcカーブはいつまで】cカーブについてや成長と時期
赤ちゃんの抱き方が下手
赤ちゃんの抱き方は、親や介護者にとって重要なスキルですが、適切でない抱き方が赤ちゃんに悪影響を与える可能性があります。
抱き方の下手な行為は、赤ちゃんの発達や身体的健康に悪影響を及ぼすだけでなく、親子間の絆にも影響を与えることがあります。
この記事では、赤ちゃんの抱き方が下手な理由やその影響について検証します。
また、正しい抱き方のポイントや赤ちゃんとの適切なコミュニケーション方法についても探求していきます。
赤ちゃんとの触れ合いは成長段階において極めて重要な要素であり、適切な抱き方を通じて赤ちゃんの健やかな成長をサポートすることが肝要です。
関連ページ:【赤ちゃんの抱き方が下手】基本や方法と注意
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